喘息と診断されて治療中の患者様の診療情報を用いた解析を行う研究に対する ご協力のお願い
2023年5月18日
すがわら内科呼吸器科研究責任者 院長 菅原洋行
すがわら内科呼吸器科では、最適な治療を患者様に提供するために、病気の特性を研究し、診断と治療の改善に努めています。これまで、咳喘息、気管支喘息、COPDについて研究して、論文に表してきました。
参考論文(1) Sugawara et al. Respiratory Research 2019, 20:40.(2) Sugawara et al. Respiratory Research 2020, 21:226.(3) Sugawara et al. BMC Pulmonary Medicine 2022, 22:185.
喘息の治療目標は、症状や増悪がなく、薬剤の副作用がなく、呼吸機能を正常なレベルに維持することである。喘息コントロール状態を把握し、治療強度に応じた4つの治療ステップで治療し、コントロール良好を目指します。最近、喘息増悪時に、長時間作用性抗コリン薬の追加治療が推奨されています。この治療の経過を観察し、QOL、呼吸機能、インパルスオシロメトリーを測定し、治療の有用性と気道病変の関係を明らかにしたいと考えています。